映画「ブーニン」

2026年03月31日 08:06

先日、映画「ブーニン天才ピアニストの沈黙と再生」を見に行きました。
主人公のスタニスラフ・ブーニンは、1985年の ショパンコンクールで優勝したロシア生まれのピアニストです。
当時日本で大人気となり、ブーニン・フィーバーが巻き起こりました。
ご多分に漏れず私も国技館のコンサートに行きました。スピード感ある指さばきで聴衆を沸かせ、それだけでなく、随所にとても魅力的な表現がありました。特に「英雄ポロネーズ」の演奏は忘れられないものとなりました。

その後のブーニンは、必ずしも順調だったわけではなく、長年の演奏活動休止の後、復帰を遂げました。
この映画は、その軌跡を辿ったものです。

映画の中で、最近のブーニンの演奏会の模様が映されました。
まるで実際の演奏会で聴いているかのような音響です。
ブーニンの特色であった推進力や硬質な音は残りつつ、音楽への包容力が増し、温かみのある表現が多くなったと感じました。
ブーニンの演奏の変化と共に、ピアノ界の傾向、自分の価値観も変わり、年月の経過をしみじみと感じました。

そして、ブーニンの奥様の献身ぶりも感動的でした。
やはりご家族の支えあってです。

これからもブーニンの演奏を楽しみにしております!

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